仮想マシン関係の機能調整(Windows10,11)

VirtualBoxを単純に使うのであれば特段困らないのですが、 Docker を使う場合は地味にぶつかって困ることがあります。

『Windowsの機能の有効化または無効化』にて、2つの機能を有効にするといいでしょう。

(Homeエディション)仮想マシンプラットフォーム

仮想マシン(Hyper-Vベース)を使うための機能を提供します。Docker DesktopやWSL2の利用で必要となります。

(Proエディション)Hyper-V

Hyper-Vを使うための機能を提供します。Docker DesktopやWSL2の利用で必要となります。 Proエディションの場合、『仮想マシンプラットフォーム』も選べますが、こちらを選ぶと良いでしょう(リソース管理等はこちらが有利)。

(Home/Pro)Windowsハイパーバイザープラットフォーム

仮想化機構(Hyper-Vなど)を利用するときに、仮想化支援機能の並行利用を補助するための環境を提供します。 Docker Desktop(WSL2利用)とVirtualBoxを同時利用する場合などはこちらも有効にする必要があります。

  • Windows Homeエディションの方は『仮想マシンプラットフォーム』+『Windowsハイパーバイザープラットフォーム』

  • Windows Proエディションの方は『Hyper-V』もしくは『仮想マシンプラットフォーム』+『Windowsハイパーバイザープラットフォーム』

の組み合わせで構成を調整してみましょう。 以上の設定を変更した場合、構成変更のための再起動が必要となります。

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Windows11 Homeエディションでの設定例(VirtualBox+Docker Desktopの共存向け)